農園の梨

ル レクチエ

明治時代にフランスから渡来し、新潟を代表する品種となったル レクチエ。栽培が非常に難しく、流通量の少なさから「幻の洋梨」と呼ばれています。とろける舌触りと濃厚な甘み、そして芳醇な香りが特徴。収穫後、約40日かけて追熟させることで、淡いグリーンから輝くようなイエローへと変化します。その美しい存在感から、贈答品としても大変おすすめ。当園いちばんの看板商品です。

   
出荷時期11月下旬〜12月中旬
内容量(目安)2kg(約4〜6個)

幸水

毎年のいちばん早い時期に、夏の味覚として流通する品種。当園では8月下旬、お盆を過ぎる頃に収穫を迎えます。防菌・防虫用の袋を被せずに栽培できるため、太陽の光を存分に浴びて育つのがいちばんのポイント。みずみずしくやわらかい果肉は、自然な甘さとシャリシャリした食感が味わえます。また、和梨の中で最も生産量が多いのも特徴。全国の家庭で広く親しまれています。

   
出荷時期8月中旬〜9月上旬
内容量(目安)3kg(約6〜9個)

豊水

幸水から生まれた新品種とされている、同じく全国的にポピュラーな和梨。幸水に比べて一回り大きく、バトンタッチするように少し遅れて旬を迎えます。その名の通り、果汁がたっぷりと出てくるジューシーな果肉は、強めの甘みとすっきりした酸味が同居する濃厚な味わい。含まれた果汁の分だけずっしりと重く、幸水より日持ちもするため、満足感のある商品として愛されています。

   
出荷時期9月中旬〜9月下旬
内容量(目安)3kg(約6〜9個)

南水

9月半ばから下旬にかけて収穫される、おとなり長野県生まれの和梨。とても貯蔵性が高く、年が明けても流通することのある品種です。中程度の大きさのつるりとした果実には、酸味の少ない果汁がたっぷり。果肉の糖度も高いため、口の中には和梨の中でもトップクラスの甘みが広がります。サクサクとした歯ざわりも楽しく、誰でもおいしく食べられるため、近年ファンを増やしています。

   
出荷時期9月上旬〜9月中旬
内容量(目安)3kg(約4〜7個)

新高

幸水や豊水に次いで、全国で多く食べられている人気品種。ずっしりと重く、大きくなる大玉品種で、中には1kg近くまで育つものも。酸味の少ない上品な甘さと、果肉のやわらかさが特徴の、大きければ大きいほどおいしい和梨です。日持ちがよく、ご家庭でも簡単に保存できるため、贈答用・ご自宅用いずれにもおすすめ。一玉あたりの食べごたえも抜群なので、存分にお楽しみいただけます。

   
出荷時期10月上旬〜10月下旬
内容量(目安)3kg(約3〜5個)

新興

程よい酸味と甘みが調和した、新潟生まれの晩生(おくて)品種。10月下旬に収穫を迎え、お正月以降も流通します。冷暗所で保存しておくと、徐々に酸味が抜けて甘さが増すため、時間をかけて食べ比べてみるのも一興。シャキシャキとした果肉に果汁がたっぷりと含まれ、いつ食べても満足感は十分です。また、大玉で見栄えも良いため、年末年始のギフトとしても喜ばれています。

   
出荷時期10月下旬〜11月下旬
内容量(目安)3kg(約4〜6個)

あきづき

新高・豊水・幸水と、和梨の主力3品種を親に持つサラブレッド的存在。糖度が高く、酸味がほとんどないフルーティな味わいと、やわらかくジューシーな食べごたえは、まさに和梨の中の和梨といったところ。日持ちがよく、まとめ買いしやすいのもポイントです。スーパーなどの身近な市場ではあまりお目にかかれませんが、めきめきとを愛好家を増やしている、今まさに注目の商品です。

   
出荷時期9月中旬〜10月上旬
内容量(目安)3kg(約6〜9個)